「重焼麺麭」の複製開始です
いよいよ日露戦争勝利のアイテムだった・・必勝乾パンの製作です。
まず、最初は一食分・・と言っても結構な量です。
大さじ山盛り5杯の薄力粉と同じく大さじ山盛り5杯の強力粉
それにショートニング代わりのバター30グラム、それに塩少しと砂糖少し、(塩はバターに含まれているようで入れません)
材料はそれのみで、やや不安でした。
適当に混ぜてコネて、今回は試作なので大きさは適当に、海上自衛隊乾パン位にしました。
このあたり、面白く無いので写真省略です。
パンを焼く要領で40分ガンガン燃やして、燃えて居る火を釜の下の予備釜に入れて・・
この時だけは結構急いでするのですが・・
30分寝かせた生地を入れて、蓋(古いチン釜の蓋で代用)をして、ただただ待つだけ・・
と、パンを焼くのと同じで20分でOKと思って居ましたが・・・アキマヘン!
ほぼ・・生です
「重焼麺麭」の意味が分かりました、わざわざ明治の先人が「重焼」と名前付けた意味が分かりました、写真のように殆ど焼けて居ません。
「重焼/かさねやき」とは普通のパンの倍以上に焼くからだったのです。
結局45分焼きました、焼けました、あと3分でキツネ色です。
それ以上焼くと・・・焦げます、この方が味はコリコリと美味いのですが・・見た目は残念!失敗作です。
これが日露戦争勝利の「重焼麺麭」です。
食べて見ると微かな味だけです、が副食は無くても湯か水だけで食べれます。
極薄い塩味の御粥 程度の味だと思います。
今回は味を目的の試作で大きさと形は適当にしたので不揃いで不細工・・
試作ではこんなものです。
次回は≪形状も復元≫してみます、完成の暁には愛国者の方々に無料提供いたしますよ、もう少しお待ち下さい(笑い)
小屋に住み着いている野良猫がパン焼き窯をジーっと監視中
野良・ノラ・と呼ぶのもみっともないので「シマ五郎」と呼んでいます。
デッカイ玉を持った♂です、女性王国の我が家では♂は貴重な戦友です。