名曲『夕日と拳銃』
満州馬賊が愛用していたモーゼル拳銃
大昔ですがテレビドラマに「夕日と拳銃」というのがありました、
まだカラーでは無かったと思います。
壇一雄著・満州馬賊の「伊達順之助」の伝記小説です、
小説では『伊達麟之助』と変えてありました。
伊達家の血筋・(宇和島藩主伊達宗陳候の次男 説 と水沢藩主伊達宗敦侯の三男 説 )
順之助が満州の活躍から終戦で銃殺されるまでの物語です。
小説を読んでいた私にはドラマ内容は全くの駄作ドラマでしたが主演の工藤堅太郎?は熱演してました。
内容は兎も角! 主題歌が素晴らしかったのです。
(主題歌ヴォーカル・ショップ・作詞・夏 五郎、作曲・渡辺 岳夫)
その曲が、なんと!テレビ漫画・「巨人の星」の主題歌として復活、未だにフアンがいます、
~おもいこんだらぁ~ という馬鹿丸出しの歌詞ですが・・
(ちなみに 私 阪神タイガースフアンです )
音痴の私にも
.≪ 曲は「巨人の星」にそっくりだー!パクられた-!
と思いましたが、パクりというより、作曲の渡辺岳夫が両方に
使っただけ・という有名な曲でした ≫
ユーチューブなどで探しても「夕日と拳銃」の主題歌はないようです。
仕方なく「巨人の星」の曲だけでもないか、と探しても・・クサイ歌詞付しかありません。
少年飛行兵の『空行く昭和の桃太郎』と、この『夕日と拳銃』は未だに見つからない、
私には幻の名曲です。
昔のテレビドラマ「夕日と拳銃」の主題歌の歌詞です
音感の良い方は「巨人の星」のリズムで歌って見て下さい、必ず感動します。
1. 満州広野夕日をあびて思いえがくは何事ぞ
国の山河か同胞かアジア大陸駆ける夢
いざゆかんいざゆかん理想に燃えていざゆかん
2. 日本にゃ棲めぬ男の命流れ流れて大陸へ
君よ嘆くな何時の日か二人相見る時もあらん
いざゆかんいざゆかん涙を払いいざゆかん
3. 蒙古の原に砂塵をあげてゆくは男の血がたぎる
風にルパシカなびかせて今じゃ馬賊の旗頭
いざゆかんいざゆかん希望は高くいざゆかん
4. 黄緑江と黄河の流れゴビの砂漠に吹く嵐
骨と心を埋むるに何の不足があるものか
いざゆかんいざゆかん命の限りいざゆかん
・・・・余談ですが・・・
昭和20年9月29日から支那軍の裁判がありその半月後に銃殺になりました。
最後まで持っていた小型のモーゼル
真異は不明ですが「銃殺には俺の愛用の拳銃でドンとやってくれ」と言ったそうです。
又自分の心臓の所に枯葉を付けて「ここを撃つんだぞ」とも言ったと言われています。
伊達順之助は身長180センチ以上で当時では巨漢でした。
また当時拳銃の名手と言われて「天才的拳銃使い」として
国士・海賊の江連力太郎の「真剣」と並び称されていた。
( 今でも江連流『棒術・ステッキ術』は伝承されている )
幻の名曲・夕日と拳銃・でした。
本文に全く関係ありませんが・・・戦場の美女、勇敢な看護婦さんです![イメージ 5]()