武蔵機銃員の防弾
・・・主砲の爆風の凄さについて・・・重巡洋艦妙高の話ですが・・昭和17年3月1日スラバヤ沖・・・搭載の水偵安永機が発進後、右舷射出機に装填されていた水上観測機が最初の主砲発射で4番砲塔の爆風を後ろから受けて木っ端微塵に壊れた。妙高射撃指揮官はまず緒戦の射撃で味方観測機を《撃墜》したことになる。...
View Article帝国海軍さんのお握り
重い話の次ぎは食べ物・・・《 戦闘配食 》戦艦武蔵では・・・19年10月24日未明より戦闘配食が作られていた。白米8・糯米2の割合で炊いて握り飯を作る。炊きたての飯は熱く水で濡らした軍手で握った、新しい兵は湯呑に飯をいれて形を作ってから素手で握らされた、直ぐに手が白くふやけてしまった。別の班では手動式握り飯器を使用した、これは武蔵初代衣糧長の 四十院吾楼(つるしいん...
View Article固定した艦艇の対空射撃
ドックに固定した艦艇の対空射撃 駆逐艦『濱風』昭和20年1月13日台湾の馬公根拠地隊工作部の船梁に入梁中で機関は停止していた為主砲の12,7センチ砲は使えない。空襲の警報に機銃弾以外の砲弾と兵員を陸上の防空壕に避難させた。25ミリ3連装・4基 13ミリ2連装・1基25ミリ単装22基...
View Article4月7日の英霊
昭和20年4月7日戦艦大和が沈みました。慰霊祭で生存者の<広・ひろ>と言う方の言葉・・・『あの時死んでいった人達が居るから今の自分達が居ることを忘れない』一緒に沈んだ『栂・つが』などの勇士も同じでしょうね。かろうじて満身創痍で帰還した『涼月』は防波堤となって今も国を守っています。またこの日。4月7日に、我が地出身の辻本馨少尉は故郷の上空でB29に体当たりして散華しました。いつも『大和』の報道に隠れて...
View Article特務艦・南極観測船『宗谷』
幸運な軍艦 『宗谷』駆逐艦『雪風』と共に帝国海軍の幸運な艦として有名です。幸運と言うのは『運』の良さがありますが・・乗員の心身の練度の高さもあります。 『宗谷』は今も記念艦(船)として残っています。戦後の観測船『宗谷』の松本船長は補給艦『宗谷』当時の航海長でした。敵潜の命中魚雷が不発でした、甲板に引き上げた不発魚雷の信管を抜く作業の指揮をしたのも航海長時代の松本船長です。...
View Article巌流島の決闘
4月13日今から403年まえですが慶長17年の出来事・・5月13日説もあります。歴史に詳しい方ならほとんど知って居る《巌流島》の戦いです。宮本武蔵と佐々木厳流小次郎の戦いです。二刀流と長太刀の・・今風に言えば『異種競技』です。小次郎は十分に対二刀の戦術を考えて居たと思います。 ( 武器は長い方が有利なのは明白です、今でも・・ルール無視の場合 ですが・・...
View Article広島湾・4月15日の慰霊(2)
公遺言 謹ンデ陛下 ニ白ス、 我部下ノ遺族ヲシテ 窮スルモノ無カラシメ給ハラン事ヲ、 我ガ念頭ニ懸ルモノ之レアルノミ、 左ノ諸君ニ宜敷、(順序不順) 一、斎藤大臣 一、島村中将 一、藤井中将 一、名和少将 一、山下少将 一、成田少将 (気圧高マリ鼓マクヲ破ラルル如キ感アリ) 一、小栗大佐 一、井出大佐 一、松村中佐(純一) 一、松村大佐(竜) 一、松村少佐(菊)(小生ノ兄ナリ) 一、舟越大佐、...
View Article虚構の男/勝海舟
勝海舟・弱い者にだけ強い!究極の虚構男 勝海舟とは、歴史ドラマでは無茶苦茶に良い人物になっています。それが不思議でなりません。 一度でも「咸臨丸」の航海記等を読んだ人には何故???と思ってます。幕末のドサクサにハッタリと法螺で出世した典型的な人間の勝海舟。 昭和60年から平成22年の出版物、(極一部です)...
View Article時速600を超えた・・
運転手が居ない乗り物って道路交通法では…道路ではないか!今日、リニアモーターカーが600キロを超えたぁ――-と言うてます。ジェット機が1000キロで飛ぶ時代に・・早いの?早く無いの?どっちでもいいことです。...
View Article山中迷走
金曜日は天気最高で・・・久しぶりの ≪オッサン・ライダー≫ で山中・林道を走りました。ところが・・林道の周り、入口の鹿や猪除けのフェンスが張り巡らされていて・・・。これでは・・・鹿除けと言うより...
View Article米国での安倍首相
今日のイメージ!!単身敵地を偵察する捜索連隊の兵士!!米議会での阿部首相の講演、まさに良好な演説です。バカの多い米国民に『反省』という程度の言葉は今の国際状況では止むおえないのでしょう。本当の事、事実は米英などの『ABCライン』の罠に乗ってしまった、当時の日本外交の失敗を『反省』と言わずに、只々『反省』だけにしたのは、米国やその他の国に花を持たせる、柔らかい講演でしょう。これをウダウダという極一部の...
View Articleスイカ・SUICA・・誰何?
帰省中の娘達が「スイカ・スイカ」と言って居るので「なんでお前たちが誰何の事を話してるのかぁ~」と聞くと!!「スイカ」とはJRの何とかシステムの定期券のような物だと分かりました。他にもトイカ・イコカ・オレカが国鉄で、マナカ・パスモなど私鉄・地下鉄もあるようです。今の情況は全く・・魑魅魍魎の言葉に溢れています。正しいスイカと言えば私の世代は『誰何』...
View Article戦地糧食とカッパエビセン
カルビー製菓の「かっぱえびせん」の過去から続く栄光の話。 ≪カッパエビセン≫と言えば・・あの海老の入ったお菓子と言うよりビールや酒に合うオッサンにも嬉しいお菓子・・・と思って居たら実は凄い会社なのです、舞台は大東亜戦争のころです。 このカルビー製菓に...
View Article陸軍の水上機
中島飛行機の水上機どういう訳か中島飛行機の水上機は知る人が少ないようです。 有名な海軍の『二式水上戦闘機』は単なる『零戦11型』にフロートを付けただけ!!と思われていますが・・製作したのは中島飛行機です、零戦の機体を水上機用に設計改造しています。零戦のエンジンは元から中島製です。それに零戦の生産数は三菱より中島の方が多い・・と言う事は零戦自体ほぼ中島製です。...
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